この商品を販売する北海道プロダクツの代表は、
鹿毛（かげ）さんという30代前半の男性。
ウェブで僕を見つけてくれたようで、
滝上町でつくられてすでに商品化されている
野菜フレークを持ってやって来た。

お湯に溶かすだけで簡単にスープができるので、
おもに大人向けに売られているけれど、
これを離乳食としてブランディングしたいと。

なかなか食べてくれなくて悩む若いママが多いし、
忙しいママたちを少しでも助けてあげたいって。
なにより2年前に自分たち夫婦も苦労したからとも。
そして「赤ちゃん用だからって可愛いデザインじゃなく、オシャレで高級感がほしい」と。

彼の言葉やその表情には強い思いを感じましたね。
伝えたいことは「100%北海道産野菜」ということなので、
「Hokkaido made」というブランドネームにして、
赤ちゃん用とすぐにわかるように
「ベビーポタージュ」という何のひねりもない商品名に。

そしてロゴは、縦の棒を思い切り短くして“コロン”とした感じに。
こうするとちょっと赤ちゃんっぽいでしょ？

あと、たぶん誰も気づかないと思うけど、黒いベタ面の下の部分、
カドを丸くして「スタイ」の形にしてみた。
地の色が白のほうがスタイだとわかりやすいけど、
黒が中身の商品を引き立てることになったので、これで正解かな。

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https://www.hokkaido-products.jp