これは十勝の乾燥野菜を使った炊き込みごはんの素。
中札内で農園をしているベジハートという会社が作っていて、
味のベースはホタテを使ってる。

乾燥野菜だから、炊く前の状態はすごく量が少なくて軽いけれど、
炊きあがると元の野菜に戻るし、
炊飯器を開けると色がとてもきれいで感動したね。
こうなるとデザインは決まったようなもので、
とにかくごはんのカラフルさを伝えるだけ。

ネーミングも「カラフルごはん」とか
「いろどりごはん」なんかがいいと思ったけど、
オーナーの杉本さんは北海道の恵みを表現したいということで「めぐみごはん」に。

パッケージは実際の写真を使ってもいいけれど、
世の中の同じような商品も写真が多いよね。
だから出来上がりの写真はウラ面に入れて、
メインの絵はイラストにすることに。

今回のデザインはスタッフの宍戸さん。
ごはんを単純化したイラストも手描きの文字も彼女によるもの。
とてもかわいくてやさしく仕上げてくれた。

実は宍戸さんの実家は十勝の更別なんだけれど、
杉本さんの農園までは車で15分ぐらいだそう。
もともと知り合いでもないようなので、
きっとこのデザインをするっていう不思議な縁があるんだね。