札幌のKコンフェクトがつくる
北海道シリーズのお菓子たち。
おもに全国のスーパーなどで販売される
ノーブランドに近い商品。

ブランド力で売るんじゃなく、
商品力で売るという感じ。
そんな美味しさにひたむきな「無印」だから
なるべくデザインしないデザインにしてみた。

一般的なブランディングだと、
商品の個性や出来上がるまでのストーリーが大切だったりするけど、
商品そのものをダイレクトに感じてもらえるよう、
特別な演出をせずにいかにプレーンに見えるかを考えた。

入れる文字も「北海道でつくられたものであること」と
「商品名」を伝えるだけに。
最もベーシックなひらがなにしたことで、
よりシンプルに感じてもらえるはず。

パッケージを見た人が少しでも早く中身を理解してくれるように、
写真は人が手にしたときの目線の角度に合わせて
ほぼ原寸大で入れることに。

また文字が手前にあったり奥にあったりすると空間に奥行きが出て、
そこに商品があるようにも見えるから目を引きやすくなったと思う。

商品はそれぞれ大きさも形も違うけれど、
うまく同じサイズの箱に入るように調整してくれた。
同じ形状の箱だから、売り場でディスプレイされたとき、
きっとカラフルできれいに積み上がるはず。