Terashima Design Co.

ノースファームストック

Hokkaido Lemon Curd

2020

  • AD,D Masayuki Terashima

ノースファームストックの早坂社長夫妻は、
いつも新しい食材にアンテナを張っていて、
まだ商品化があまりされていないと思えるものを見つけ出してくる。

この「レモンカード」もそんな商品のひとつ。
「つくるのは北海道の素材を使ったセンスのいい商品。
でも一番大事なのは自分たちが本当においしいと思えること」というのがいつも早坂社長の口癖。
この商品も味の調整にずいぶん時間をかけていたみたい。

レモン+バター+卵でつくったジャムの仲間で、さわやかな味わいはヒットの予感。
「カード」は凝固するという意味合いだけれど、それがスプレッドだとわかる人は少ないから、
ひと目で理解させるのはなかなかむずかしい。
とりあえずボトルに入った商品の色がおいしそうだったので、
中身が見えるように透明シールを使うことに。
とにかく主役はレモンだから、その“シズル感”をさがす作業をしていくと、
輪切りにしたレモンの白い断面が皮の部分のイエローと並んだときに、なんとも気持ちよくて。
ちょっと酸っぱさも感じるでしょ?

このレモンのシンボルで目を引けば、「これって何だろう」と思うはずなので、
手にとって裏ラベルに書かれた説明を読んでくれるはず。
そう考えると正面に文字がなくてレモンのシンボルだけでいいかもしれないね。
今はまだ勇気がなくて出来ないけど。
コミュニケーションは進化していくから、
3年もすればそんなパッケージが世の中に溢れているかもね。