旭川市東鷹栖にある野中農園。
代表の野中さんは苺のスペシャリストで通年栽培ができるほど。
「瑞の香（みずのか）」という独自のブランド苺は品種登録までされている。
そんな野中さんが苺を使ったスパークリングワインを
八剣山ワイナリーに造ってもらった。
フルーツのワインだからきっと甘いんだろうと勝手に思っていたけれど、
予想に反してドライな仕上がり。
苺の香りはするけれど、どしっとくる味はワイン好きにもウケたようで、
昨年生産した分は数ヶ月でほぼ完売に。
今年の分は12月に販売できるとのこと。
デザインは商品のきれいな赤を見せたいと思ったので、ラベルは首の部分だけに。
とはいえ原材料表示など必要な文字情報が多いので、
外に飛び出してマフラーのような雰囲気で。

ガラス面に接する部分は扇型にしなきゃいけないし、
貼った時に外に飛び出す部分を水平にしたかったので、
ラベルの形の割出しにはなかなか苦戦することに。
試しに作ってプリントしたものを、
きれいに切り抜いてボトルに貼ってみる作業を何度も繰り返した。
「これってテレビ番組のプロフェッショナルみたい」、なんて考えながら。
ただこのシール、まず両サイド同士をきれいに貼らなきゃいけないので、実作業もなかなか難しい。
通常だと工場に嫌がられると思うけど、
その普通はしない「ひと手間」が新しいものを生み出すんだなあ。
自分がやるわけじゃないからホントに肩身が狭いんだけどね。

--------------------------------------------------------------------

札幌で売っているのは
宮の森のフーズバラエティ杉原さん
苗穂のカネキ小飼さん
西11丁目のキオスコさん

旭川では、三条昭和通りの河井商店さん